「あーあ、宝くじでも当たらないかなぁ」 そんなふうに溜息をついたこと、ありませんか? 日本の宝くじで1等が当たれば、約7億円。「一生遊んで暮らせる!」と夢が膨らみますよね。
でも、海の向こうアメリカには、そんな日本の常識を覆す「モンスター級の宝くじ」が存在することをご存じでしょうか? その名も「パワーボール」。
当たれば島が買える? いや、ジェット機だって余裕? 今日は、世界中が熱狂するこの宝くじについて、その驚きの金額と仕組みを、わかりやすく解説していきます。読めばきっと、誰かに話したくなりますよ!
パワーボールとは、アメリカの多くの州で販売されている「数字選択式の宝くじ」のことです。
最大の魅力は、なんといっても「当選金額が青天井(上限なし)」であること。当選者が出ないと賞金が次回に持ち越される(キャリーオーバー)ため、雪だるま式に増えていき、時には数千億円という信じられない金額になるのです。
1. 日本とは「桁」が違う!
日本の年末ジャンボ宝くじの1等は、前後賞あわせて10億円ほどですよね。これでも十分すごい金額です。 しかし、パワーボールの過去最高額は、なんと約2900億円(20.4億ドル)!
ちょっと想像がつかない金額ですよね。 もし、この金額をすべて「1万円札」にして積み上げたとしましょう。 100万円の束で厚さ約1センチ。1億円で1メートル。 2900億円だと、高さはなんと2900メートルになります。これは、富士山の7合目付近までお札のタワーができる計算です。見上げても頂上が見えないレベル、それがパワーボールの破壊力です。
2. ルールはシンプル、でも当てるのは至難の業
遊び方は日本の「ロト」に似ています。
- 白いボール(1〜69の数字)から5つ選ぶ
- 赤いボール(1〜26の数字)から1つ選ぶ
この合計6つの数字がすべてピタリと一致すれば、ジャックポット(大当たり)です。
「なんだ、たった6つ当てるだけ?」と思いましたか? 実はこれ、「約2億9200万分の1」という天文学的な確率なんです。
これがどれくらい難しいかというと、「コインを投げて28回連続で表を出す」のと同じくらいの難易度です。 あるいは、「雷に打たれる確率」よりもはるかに低いと言われています。もはや運というより、「神様のいたずら」レベルの奇跡が必要なんですね。
3. 当選者が出ないからこそ、盛り上がる
この「当たらなさ」が、逆に熱狂を生みます。 誰も当たらないと、その賞金は全額次回の抽選に上乗せされます。何週間も当選者が出ないと、「今週は500億!」「次は1000億超えだ!」とニュースになり、普段宝くじを買わない人までガソリンスタンド(アメリカではコンビニ感覚で買えます)に行列を作るのです。 これこそが、全米を巻き込むお祭り騒ぎの正体です。
もし当たったら…?

「もし日本人の私が買って当たったらどうなるの?」 気になりますよね。
なんといってもアメリカの税金はダイナミック。一括で受け取ろうとすると、連邦税や州税などでごっそり約4〜5割ほど引かれます。 「なーんだ、半分か」とがっかりしないでください。2000億円当たれば、税金を引かれても手元に1000億円残ります。
1000億円あれば、毎日100万円ずつ使い続けても、使い切るのに約270年かかります。 あなたのひ孫の代まで、一度も働かずに豪華な暮らしができる計算です。
ただし、注意点があります。日本にいる私たちがパワーボールを買うことは法律で禁止されています。ですが「アメリカ現地に行って、自分で買う」ことはできます。
ただ、大金を得た当選者が不幸になる「宝くじの呪い」なんて話もよく聞きます。人生が激変しすぎてしまうのも、考えものかもしれませんね。
まとめ
パワーボールは、単なるギャンブルではなく、数百円で買える「数千億円分の夢」そのものです。 「雷に打たれるより難しい」と言われても、誰かが必ず当たっているのも事実。もしアメリカへ旅行に行く機会があれば、お土産話に一枚買ってみるのも面白いかもしれませんね。もちろん、夢を見るのはタダですが、のめり込みすぎにはご注意を!
