RTA(リアルタイムアタック)という言葉、SNSのトレンドやニュースでたまに見かけませんか? 「ただゲームを早くクリアするだけでしょ?」なんて思っていたら、もったいない! 実はこれ、世界中のゲーマーだけでなく、普段ゲームをしない人たちまでもが「感動して泣ける」と話題のエンターテインメントなんです。なぜにRTAが熱いのか、その魅力と仕組みをサクッと解説します。
そもそも「RTA」とは?
RTAとは「よーいドン!でストップウォッチを押し、ゲームクリアまでの『実時間』を競う競技」のことです。
「えっ、それだけ?」と思うかもしれませんね。でも、ここには普通のゲームプレイとは全く違うルールがあります。
- トイレ休憩も時間に含まれる:文字通り「リアルタイム」なので、休憩中も時計は止まりません。
- リセットも戦略:運が悪ければ、すぐに電源を切ってやり直す判断力も求められます。
わかりやすく例えるなら、「100メートル走を全力疾走しながら、途中で計算ドリルを解き、さらに針の穴に糸を通す」ようなもの。 ただ早いだけじゃなく、正確な技術と、何十時間、何百時間という練習に裏打ちされた「職人芸」を楽しむ。それがRTAなんです。
「RTA in Japan」を詳しく見てみよう
どこで競技を行ってるの?と疑問に思った方もいると思います。。 その中心にあるのが、日本最大級のRTAイベント「RTA in Japan」です。
これは、夏と冬の年2回開催される、RTAプレイヤーたちの「オリンピック」のようなお祭りです。数日間、昼夜を問わずぶっ通しで様々なゲームの達人たちが技を披露します。
1. まるで魔法!「バグ」すら味方にする技術
普通にプレイしていたら絶対に目にしない光景が見られます。
- 壁をすり抜ける
- イベントを無視してラスボスに直行する
- 主人公が空を飛ぶ
これらは、ゲームのプログラムの隙間(バグ)を突いた「仕様」として扱われます。まるで映画『マトリックス』のように世界の理(ことわり)を無視して進む姿は、見ていて爽快感すら覚えます。
2. 驚きの「寄付金」
このイベントのすごいところは、ただ遊んでいるだけではない点です。イベント中に集まった収益や寄付金は、なんと「国境なき医師団」へ全額寄付されます。 その額は年々増え続け、1回のイベントで数千万円から億単位になることも!
「ゲームを楽しんでいたら、いつの間にか世界を救っていた」。そんなヒーローのようなストーリーが、多くの視聴者の心を掴んで離さないのです。
私たちも楽しめるの?

このRTAイベント、私たち視聴者はどう見ればいいのでしょうか? ゲーム好きの視点で見てみましょう。
積みゲーが「観戦スポーツ」に変わる
昔クリアできなかった難しいゲームや、買ったまま放置していたゲーム(積みゲー)も、達人のプレイを見れば「えっ、そこそうやってクリアするの!?」という驚きと共に、数十分でエンディングまで楽しめます。 自分でプレイする時間はなくても、野球観戦やサッカー観戦をするような感覚で、気軽にお酒やお菓子を片手に楽しめるのが最大の魅力です。
生活リズムが崩れるかも?
「RTA in Japan」などのイベントは、深夜や早朝にも面白いタイトルがスケジュールされることがあります。 「あと1本だけ見よう…」と思っているうちに、気づけば朝になっていた! なんていう「嬉しい寝不足」には注意が必要です。
しかし、解説者が専門用語をわかりやすく説明してくれる(時にはユーモアたっぷりに!)ので、そのゲームを知らなくてもラジオ感覚で流し見することができますよ。
【まとめ】
RTA(リアルタイムアタック)とは、単なる早解きではなく、限界まで研ぎ澄まされた技術と情熱がぶつかり合う「eスポーツ」であり、チャリティ活動でもあります。
- RTAは、休憩なしの実時間勝負。
- RTA in Japanは、バグ技あり、感動ありの巨大チャリティイベント。
- 観るだけで社会貢献になり、ゲームの新しい楽しみ方が発見できる。
もし「ちょっと見てみようかな」と思ったら、YouTubeやTwitchで「RTA」と検索してみてください。きっと、人間離れした神業の数々に、口をあんぐり開けて見入ってしまうはずですよ!
